『上絵付け/ポーセリンペインティング』を、はじめて知る方もいらっしゃると思いますので、簡単に道具の説明をいたします。
絵付けで使用する絵具は、粉末状の顔料とオイルを練って作ります。教室で使用するオイルは水溶性のため、道具は水で洗ったり、拭いたりできるため、管理が簡単です。
また、オイルはほとんど揮発しませんので、作った絵の具は長期間保存でき、一定量ストックしておけば、描くたびに溶く必要はありません。
下記に、主な道具の紹介をしておりますので、ご覧ください。
オイルは水溶性で匂いはほとんどなく、体にやさしいオイルです。
粉状の絵の具とオイルを練って
絵の具を作ります。
筆は、テンの毛を使用した丸筆をおもに使用します。柔らかいけれどコシのある描きやすい筆です。
その他、ピックや平筆やペンも場合によって使用します。
描くポジションはこんな感じです。
筆と、白磁を安定させて描くため、アーム台を用います。
オイルが水溶性なので筆は水で洗えます。焼成する前は拭き取れるので、何回も描き直しができます。
約810°になるまで3時間半ほど焼成し、常温に戻るまで半日ねかせます。
焼成は教室でも行えますので、窯は購入していただく必要はありません。
見本作品はもちろん、基本のポジショニング、描き順から色のバリエーションまで、絵付けに必要な基本を解説したベーシックテキストや、アタリの取り方からブーケの構成、植物豆知識などを解説したブーケテキストなど、段階に応じてより深く理解していただくための、オリジナル教材も充実させています。ご自宅での復習の際にお役立ていただけます。
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