冬に飾れるプレートとして
クリスマスローズを描いてみました。
センターのクリスマスローズは、2005年に開催された『植物画世界の至宝展』の図録67頁にあるクリスマスローズ(デュルパン描画)を模写しています。
実際の植物画には、絵の下に植物の名前『HELLEBORUS niger.(ヘレボラス ニゲル)』と記されており、英名がクリスマスローズであり、クリスマスの頃に開花する品種です。
ただし、日本ではヘレボラス属全般をクリスマスローズと呼ぶ傾向があるようです。
桜の季節にクリスマスローズを見ることが多いので、いつも、なぜクリスマスという名がついているのか不思議に思っていましたが、合点がいきました。
また、『niger(ニゲル)』とは、『黒い』という意味で、根っこの色を表しています。
リムには、淡いピスタチオカラーを施し、クリスマスローズをレリーフ調にデザインしてみました。
アンティークっぽい暖かみのある仕上がりがお気に入りです。
Merry Christmas!
そして良いお年を・・・。
*『植物画世界の至宝展』は英国王立園芸協会(RHS)創立200周年を記念し、2005年に開催された展覧会です。
2022.12.22