まずは、デッサンから始めます。
右の写真はデッサン完成の状態、
その前に下準備としてこんなことをしています。
■採寸
実物大で描くため、
全長
花の咲いている部分の長さ
そこから球根までの長さ
球根の高さ
など、計測していきます。
いきなり上から描き始めたりすると
バランスが狂ってしまうので
花、葉っぱ、球根の配分がわかるよう
目安の高さを横線で取り
その範囲内でまとめるようにしています。
次に花単体のサイズも採寸します。
咲いている向きによって
当然『お花の見た目の長さ』は変わるのですが
MAXの長さを自分で意識しておけば
極端にサイズがおかしくなることが
防げます。
■写真撮影
実際に描く時の目線での全体写真。
全方向からの写真。
お花のアップの写真。
また、撮った写真の一部は
画像調整をして
目視での色にできるだけあわせたものも作っておきます。
今日のこの瞬間から、刻々と植物は変化していくので
描き始めの状態をできるだけ写真にとどめておくと
あとあと助かります。
こんなことをした上で、ようやく描き始めます。
2021.3.17