フィンランドのセラミックアーティスト ルートブリュックの作品展に行ってきました。
初期の作品は、撮影が許可されているものが多く、写真は代表作品の一つである『ライオンに化けたロバ』のモノクロバージョンです。
展覧会HPで紹介されているカラーの作品は、たっぷりの釉薬で独特なトロっとしたガラス質越しの色合いが、静かにきらめいていてとても素敵です。こちらはモノクロで素焼き的な感じで仕上げてあり、
光沢感もありませんが、陶器の質感がでていて、
同じデザインでも、印象の違いが面白いと思いました。
*カラーの作品は、感じた印象のようには
美しく撮影できないので、載せていません。
作品は彼女の約50年間の回顧展となっており、
具象的なものから抽象的なものへとダイナミックに
変わっていく様子も見所です。
東京ステーションギャラリーのレンガの壁と
とてもしっくり馴染んだ、素敵な展覧会でした。
会場:東京ステーションギャラリー
東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅丸の内北口
会期:〜2019.6.16(日)
2019.6.1