玉虫は構造色と言って
金属的な輝きがあります。
緑自体も、植物の緑よりずっとあざやかです。
植物を描く時は
絵の具の緑色そのものを使用することはほとんどありません。
黄色系と青色系の色を混ぜたり
赤色系等混色して、色のトーンをくすませます。
絵の具そのものの色はとても美しいけれど
実際の植物にしては、あざやかすぎるからです。
逆に昆虫の場合は
作り物かと思うくらい
あざやかだったりするので
あえて絵の具の緑そのものを使用して
独特のあざやかさを出すようにしています。
2018.10.24