植物の本のご紹介です。
絵付けをしていると
植物とのかかわりはとても大きく
たとえば・・・
教室でのカリキュラム一つとっても
サクソンフラワーは
パターン化された植物を
一定の法則で組み合わせた
ブーケという一つの完成されたデザインですし
フローラダニカでは
緻密に描かれた植物画の原画をもとに
その植物の構造がわかるような
いわゆるボタニカルアート的な表現をします
自分で実際の植物を観察して描く場合も
植物の構造そのものに焦点をあてて描くのか
その植物を含めた季節の空気感を表現したいのか
はたまた、植物を図案化して装飾的に用いたいのか・・・などなど
描き方は変わってくる気がします
この本はそんな植物が
時代とともにどのように描かれてきたのか
その変遷がたくさんの資料とともに
わかりやすく解説されています
全編カラーで資料も多く
眺めているだけでも楽しめる1冊です
*野の花の本-ボタニカルアートと花のおとぎ話-
解説・監修 海野弘
2014.3.20