· 

年に一度の恒例行事

右側からサンドペーパーをかけているところ
右側からサンドペーパーをかけているところ

 

ウォルナットの無垢のテーブルは

レッスンの時は

テーブルクロスをかけていますが

通常は、天板が見える状態で使用しています。

10年以上気兼ねなく使っていますが

すべすべした天板の触感は

無垢の樹ならでは気持ちよさがあります。

 

普段は、普通のテーブルと何もかわらなく

使用できますが

天板がコーティングされているわけではないので

年に一回、オイルを塗って磨くお手入れをします。

恒例の天板磨きをやってみたのでご紹介します。 

 

使用しやすい大きさにカットして使います
使用しやすい大きさにカットして使います

まずは、天板を水拭きし、

乾いたらサンドペーパーを

木目に沿ってかけます。

#800のスポンジ研磨剤(3M製)は

サンドペーパーにスポンジがついており

厚みがあるため、とても使いやすく、

女性でも楽にやすりがかけれます。

 

全体にサンドペーパーをかけ終わったら

削り取られた粉やホコリをウエス(布)で

きれいに拭き取ります。 

 

のばしたオイルを拭き上げ完成!
のばしたオイルを拭き上げ完成!

次に、オイルワックスをたっぷりと

天板にウエスで広げます。

 

オイルワックスは植物性で、

ひまわり油や大豆油等と自然素材のワックスが

Mixされているので

科学的なコーティング材とは異なり

木の表面に塗膜を作らないため

木の呼吸を止めないそうです。

 

さらさらのオイルは

サンドペーパーをかけた天板に

スーッと入っていきます。

ちょうど、化粧水を肌につける時と同じで

しみ込めしみ込め・・と思いながら広げます。

 

オイルを全体に広げたら

間髪おかず、新しいウエスで拭き込んでいきます。

今度は、ひかれ~ひかれ~・・と思いながら磨きます。

 

オイルがウエスにつかなくなったら完了!

そのまま、半日放置します。

 

磨くという作業は

普段のお掃除とは異なり

自分の中の職人魂のようなものが騒ぎます。

 

いい仕事ができたあとは

天板の木目を眺めながら

満足な気分にひたれるのです。

 

 

2018.1.10