江戸時代後期の長崎の絵師、川原慶賀の植物図譜展に行ってきました。
シーボルトの日本滞在中に、彼に随行し日本の植物を描いた絵師の一人です。
たった4年の間に描いた植物図譜は、展示されているだけでも125点、画風にも変遷が見うけられ、とても興味深いものでした。
慶賀の人物像はあまり明らかになっていないようですが、細密な植物画ではあるけれど、どこか面白味があって、きっと楽しい人だったんだろうなぁ・・・と、勝手に想像するのでした。
会期:〜5/21(日)
会場:埼玉県立美術館
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
2017.5.10