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卒業

 

ボタニカルアートを始めて1年半、

鉛筆デッサン

水彩絵の具の彩色の技法など

基本的なことを学び

しっかり練習しました。

そしてなによりも

植物を観察するということを

いっぱい考えました。

 

これまでも、絵付け作品を作る時

植物の構造を調べ

動物の骨格を調べてきたけれど

 

それは、

そのものの感じをつかむために

描くための手がかりをつかむために

肉眼の世界を

調べていたに過ぎません。 

 

ボタニカルアートを始めてみて

観察するということは

驚異的に細かなことだったし

そしてその観察結果を

もれなく絵の中に表現していくことは

ミクロの世界でした。

 

4月より、ボタニカルアートの教室は卒業したのですが

身近な植物を観察し、記録として残していくことは

今後も自分のペースで続けていきたいと思っています。 

 

水彩画というものが、ぐーっと身近なものになり

きれいな記録を残せることは

私にとって大きな収穫です。

 

写真はワスレナグサ。

絵付けでよく登場する植物です。

お花のつき方が、今まで思っていたのと違いました。

新たな発見です。

 

 

2017.4.19