11/25〜27の3日間、Atelier-Sachic教室展が盛況のうち終わりました。
年末のご多忙の中、ご来場いただきました皆様には心から御礼申し上げます。
初めての教室展ということもあり、半年前から本格的に作品制作指導に取り組み、生徒の皆さんは各々今の精いっぱいを表現してくれました。
通常のレッスンでは、基本的なストロークを習得するため、カリキュラムにしたがって小花から学んでいただいているのですが、展示会という機会に、それらのスキルを活かしたオリジナルの作品を作っていただくことにしました。
モチーフ的には既定の小花を使用しているにもかかわらず、デザインや色にこだわっていくことにより、見事に生徒さん全員全く違う作品になり、個性ある作品の数々は、お客様にも深く関心を持っていただけたようです。
また、透明感ある上絵付けの繊細さに驚かれることも多く、知っていただく機会をもつことの大切さもあらためて感じました。
今回、スカンティップスの石井先生(恩師)にも特別にご出展いただき、新作のブーケ他、有田やガラス器に絵付けをほどこした作品を展示することができました。
もちろん、技術的には最高峰の作品なのですが、作品の根底には、シンプルなストロークと美しいグラデーションという私達が学ぶべき共通した理念があり、それを極めることこそ、この絵付けの神髄であると再認識しました。
期間中には、石井先生もご来場いただき、今回の展示会の企画方針や生徒さんの作品完成度にも評価をいただき、私自身も指導していく上での大きな自信になった気がします。
会場の雰囲気はとても和やかで、お客様の眼差しの奥に♡があるような、素敵な時間をいただきました。
本当にありがとうございました。
また、お会いできる日を楽しみに、生徒の皆さんとともに、一歩一歩あゆんでまいります。
今後とも、よろしくお願いいたします。
2016.12.1
*生徒さんの作品は、絵付け教室【 生徒さんの作品ご紹介 】に掲載しております。