先日のリンゴの断面です。
リンゴを半分に割ってみると
種の周辺部分にカビがはえており
描ける様子ではなかったので
同品種の別のリンゴの断面と
2個並べて観察しました。
もちろん、新しいリンゴ1個を
そのまま描いても良かったのですが
時間をかけて描いた最初のリンゴの姿を
せめて果肉だけでも残したい気持ちにかられ
果肉と種周辺は2個のリンゴを合成した絵ということになります。
リンゴとはいえ、一緒にいる時間が長いと
愛着がわくんですねぇ。
リンゴの断面は、切ったその瞬間から酸化していくので
まずは切り口を塩水に浸し、酸化を少しでも遅れるようにします。
色が変わる前に描き切るぞと意気込んだものの
スローペインターの私は描き切れず
日差しが陰った時点でタイムアウト!
翌日、最終仕上げ。
より細かい情報を描き入れて完成です。
しっとりした切り口を意識して描いてみました。
2016.7.31