5月よりオリヅルランのお花が咲き始め
2か月の間に蕾からお花、
お花が枯れて種になる様子が観察できました。
このオリヅルランとは15年くらい一緒にいますが
こんなに観察したのは初めてです。
冬に描いていたオリズルランの絵に
新しく伸びたランナーと花の様子を描くためです。
実はこのオリズルラン、元株はものすごく巨大で
直径40センチの鉢にわっさわっさ植わっています。
そこから伸びるランナーも1メートルくらいあり
いつもはベランダに垂れて余りあるので
伸びてくると、短めに切っていました。
今年は、お花の様子を観察するために
伸ばし放題にしていると
伸ばした先にはいろんなドラマがあるものです。
お花って、こうやって生まれ終わっていくんだぁ・・・と
目から鱗です。
きっと生物の授業でずっと昔に習っていることなのだけど
勉強として覚えるのと
描くために観察するのでは
情報量が雲泥の差なのです。
本来のボタニカルアートの考えでいくと
元株からどのようにランナーが伸びているのかも
描くと良いのですが
初めての作品ということで
今回はこれにてオリズルラン卒業。
2016.6.30