昨年暮れから、水彩画のボタニカルアートを学び始めました。
植物の種(しゅ)を、正確に写し取ることが大前提ですから、
かなり詳細に描きこみます。
よりリアルで美しい作品を仕上げるには
20回くらい色を重ねることもあるらしく、
完成する頃にはその植物のことを熟知できそうです。
絵付けでも植物は様々な形で描きますが
絵の具の特性、焼成回数の制限などもあり、
何度となく繰り返し筆を重ねることはできません。
それゆえ、シンプルで美しい筆さばきが重要で
そこに潔さやすっきり感があり
手描きの暖かみも感じさせてくれる気がします。
またデザイン化されたお花たちは
刺繍のようなかわいらしさも持ち合わせています。
植物をいろんな形で表現していく中で
相乗効果が生まれ、私の中で化学反応がおこる予感がします。
新しいことを吸収できることにワクワクしている新年です。
まずは、鉛筆で静物デッサン。
ハスの花托です。
春くらいには筆で描いているかなぁ・・・。
2016.1.21