日本科学未来館で行われている
チームラボの展覧会に行ってきました。
デジタル領域を中心に独創的な事業展開をする
チームラボの、これまで発表してきた「デジタルアート」と「学ぶ遊園地」プロジェクトの作品が、
一度に体験できる大展覧会です。
チームラボには、昨年、佐賀県にて開催された
「Media Butterfly in Arita」にて有田焼の展示に
メディアアートを組み込んで、とてもユニークな形で
表現されていること「世界は、解き放たれて、そして、連なっていく - 有田焼」をきっかけに興味をもち
今回、甥っ子を連れて足を運んだわけです。
写真は、インスタレーション作品の一つで
「花と人、コントロールできないけれども共に生きる、そして永久に - Tokyo」です。
床一面にお花畑が投影され、壁面はすべて鏡張りのため
幻想的なお花畑が無限に広がっている空間です。
花は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続け、
誕生から死滅までを、永遠と繰り返し続けます。
また、鑑賞者の動きにも影響を受け、
まさに作品の中に人が入っていくことにより、作品は形成され続けるのです。
最初は走り回っている甥っ子も、
しまいには、ハイハイをし始め、床に映し出されるお花畑に大興奮です。
2次元のメディアアートに3次元の物体や人が加わることにより
作品は急激に生命力を増すような気がします。
仮想とリアルがミックスされた空間は
自分の子供時代には考えられない世界なだけに
はじめてのことは大人にとってもとても楽しい空間なのでした。
会 期 : 2015年3月1日(日)まで
会 場 : 日本科学未来館
東京都江東区青海2-3-6
2015.1.17