新春早々
東京都現代美術館で行われている
吉岡徳仁 クリスタライズ展に行ってきました。
昨年末にTVで紹介されていて
作品が美しいと思ったこと
この場所に赤ん坊の甥っ子と一緒に行ってみたいと思ったのが
久々に現代美術に足を運んだ動機でした。
音楽を聴かせながら、音の振動により結晶化された絵画
クリスタルでできた氷のような水の塊のような椅子
などなど・・・
言葉にしたらまどろっこしいのですが
作者の意図をもって具現化されているものの
水・結晶・光そのものは自然または自然の作用であり
作家が牽引しているような
自然に牽引されているような
人が創った作品を見ているような
白い冬の森の中にきてしまったような
不思議な気持ちになりました。
会場内は白いストローの茂みがところどころに配置され
水蒸気なのか・・・
朝靄の中を歩いているような
幻想的な空間になっています。
ベビーカーからの視線だと
ちょっとした森のような雰囲気なのかもしれません。
甥っ子は終始飽きることも無く
彼なりの感覚で
静かに関心を持って
作品と対峙していました。
まだ言葉も交わせない赤ちゃんと
同じ空間を楽しめたことが
何よりもうれしい体験でした。
会期 : 2014年1月19日(日)まで
会場 : 東京都現代美術館
2014.1.8