水彩絵の具で描く葉っぱのワークショップを開催しました。
秋は、樹々の葉っぱが、様々に色づき、
変化が楽しい季節です。
そんな、1枚の葉っぱを、よ~く観察して描いてみよう!という
ワークショップです。
描く葉っぱは、各人に持参していただきました。
葉っぱを選ぶ時の参考として、3つのお話をしました。
①どこか惹かれる葉っぱ
②枯れや虫食いなどの特徴のある葉っぱ
③色の変化が面白い葉っぱ
どんな小さなことでも良いので
気に入ったものを描くことが大切だと思うので
まずは、どこか気になる葉っぱ、おもしろなぁと思う葉っぱ
好きだなぁと思う葉っぱをお願いしました。
また、虫食いや、色の変化あるものは、一見難しそうですが、
はっきりした特徴が色々あった方が、
初心者の方には観察しやすいですよということもお話し
それぞれに、葉っぱを持参していただきました。
水彩画のおもしろいところは
最初の3~4回色を重ねた時点では、さらっとした水彩画の雰囲気なのが
さらに数回描き重ねていくと、深みがプラスされてきて
さらに描き足していくと、立体感や質量を感じるような絵になっていく・・・。
手間をかけた時間と相乗して
絵が じわっ じわっ と変化していきます。
その経過を、少しでも体験してもらいたいなぁ・・・と思い企画した
水彩画の入り口体験ワークショップです。
参加者は水彩画がはじめての方も多く
描いた時間は3時間の方、6時間の方(2回参加)、9時間の方(3回参加)など色々です。
それぞれに、描き重ねていく中の変化を楽しんでいただけたようです。
そして、これらの作品は、これから先も描き足していくことによって
変化の可能性を秘めているというのが
私としてはおもしろいのです。
こんな機会を少しづつ増やしていけたら思っています。
2017.11.30